WWOOF 体験談 ハワイ篇 Vol.2

WWOOF

WWOOF 体験談 ハワイ篇の第2話です。

2015年8月ごろ

うまく行かなかった1件目のWWOOF体験。その続きです。

WWOOF体験談 ハワイ篇 Vol.1 はこちら

https://futen-jb.life/wwoof-report-hawaii-vol-1/

 

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まさかのホスト変更!

このまま見つからなかったりして?!

こんなホストばっかりだったらどうしよう?!

ホスト探し再び〜救世主現る

早く行動しなければ死ぬ!!

そこで急遽、日本を出る前に連絡を取ったお宅も含めて再度パーマカルチャー関連の農場5件ほどにコンタクトを試みました。

するとそのうちの1件が受け入れを申し出てくれました!

滞在中の農場からだいぶ離れたところにある農場で、バスの走っていないカウアイでどうしようか迷っていると、新しいホストが何と迎えに来てくれると言いました。

うちのトラ
うちのトラ

天使!!!

お言葉に甘えてお願いし、その後新しいホストがいかにもアメリカらしい巨大なトラックで(救出に)来てくれました。

引っ越し

荷物を全て積み込んで仲間達にお別れを告げると筆者は新しい農場へと出発しました。

新しいホストはひとりでパーマカルチャーを用いたタロイモの農場を経営しながら、ウミガメの研究保護のお役所の方で30年のキャリアを持つ科学者でした。

今回の農場は期待できそう!何だか運が向いて来た!!!

ハワイで2件目のWWOOF体験

桃源郷に来た

農場に到着するとそこはおとぎ話のような光景が広がっておりました。

敷地内に流れる川、広大なタロイモの田んぼ、放牧された羊達とココナッツの木、そしてマンゴーやアボカド、バナナの果樹園!

木でできた母屋にはホストが一人で住んでいて、

私には木の上に作られた小さな家。秘密基地みたいなツリーハウスを住処として提供してくれました。

ホスト(以下D)は環境系のドキュメンタリーにも出演するカウアイの環境界では大御所で、島のあちこちで開かれる住民のミーティングにも精通していました。

これは超ラッキーな予感!

農場の仕事

筆者が滞在したツリーハウス。画像の右上です。

仕事の内容↓

  • バナナの収穫
  • マンゴーの収穫
  • タロイモの収穫
  • 植林
  • 田んぼの草引き
  • 料理
  • 野菜の育苗
  • ココナッツ飲み放題(福利厚生)

実際出荷をしているのは魚とタロイモだけです。

その他の作物は身内だけでいただきます。

タロイモ豆知識

タロイモの出荷先は地元のレストラン。

朝注文を受けてから収穫、扱いやすいように圧力鍋で柔らかく火を通してから配達します。

タロイモは植物の全体に強いかゆみ成分、しゅう酸カルシウム含まれており、これが筆者の手を痒くしていたわけですが、熱と酸に弱く、調理することでその毒性を中和できます。

絶対に生で食べないようにしましょう!

農場の仲間達

この農場には敷地内には他にも小屋を建てて暮らしているカップル(旦那さんKと奥さんのC)とその赤ちゃんAが住んでいました。

ブラジルからのインターンの大学生の女の子もいました。

みんな新参者の筆者を暖かく迎えてくれました。

Kはバヌアツ出身でアメリカ人の奥さんCについてハワイに来たそうです。

同じ外国人としてとても筆者によくしてくれました。

Kはものすごい働き者で器用で頼りになる兄貴のような存在。

毎日泥だらけになって一緒にタロイモを引っこ抜きました。

Kは器用にココナッツの木を登りよく筆者にココナッツウォーターを飲ませてくれました。

タロイモの収穫

タロイモ収穫後の筆者の手。よく洗った後も真っ黒です。

ところでタロイモは里芋の先祖みたいなヤツで、里芋と同じでヌルヌルしています。

しかしさすが親玉。

そのかゆみ成分の強さはハンパないのです。

筆者は手袋をしていてもはねた水が少し腕にかかっただけで身をよじるほどの痒さに襲われました。

Kは素手で涼しい顔をしていましたが。

大きなタロイモはなかなか抜けず、力一杯引っ張ると茎が切れました。

筆者は勢い余ってバランスを崩し、田んぼの中にダイブ。

全身を針で突かれるような鋭いかゆみに襲われました。

Kは大爆笑してましたが、半分に切ったレモンを持って来てくれてそのレモンを体に塗って中和するよう教えてくれました。

『すぐに慣れる』

そうKに言われましたが筆者は結局最後まで慣れませんでした!

フリータイム

この写真の池で泳いだり。

仕事の合間を縫って波が良さそうな日はDがサーフィンに連れて行ってくれました。

仕事を頑張った日はレストランに連れて行ってくれたり、ウミガメの調査に連れて行ってくれたりもしました。

仕事が終わるとKとCが二人の家に呼んでくれて一緒にカヴァを飲みました。

カヴァはポリネシア、Kの故郷で古くから飲用される物でアルコールは入ってないけどお酒に似た効果を得られる社交の場では必須の伝統的な飲み物です。

味は木の根っこを泥水で煎じたような感じ。

筆者はあんまり好きじゃなかったけど、何事もまずは挑戦!

農場で実践されるパーマカルチャー

Dは農場でのパーマカルチャーに根差した循環システムについて筆者がわかるように丁寧に教えてくれました。

この農場では、川の水を引いて来て食用の淡水魚を大きなタンクで出荷用に飼育していました。

その魚達の排泄物の入った栄養満点の水をタロイモの田んぼに流し込んでその栄養をタロイモの栽培に使っています。

田んぼの畔にはバナナやアボカドの木がが植えられ、羊が放牧されています。

羊は草刈りを引き受けていると同時にバナナやアボカドに肥料を提供しています。

無駄のない有機水耕栽培でした。

筆者の感想

ツリーハウスからの眺め

楽しい時間はすぐに過ぎて行ってしまうもの。

あっという間に3ヶ月が過ぎ、筆者は最後に自分で車を借りてさらっと島をまわってから日本へと帰りました。

世界の農薬問題、種屋の陰謀やカウアイの環境問題などここでのDとの生活は筆者にとても大きな影響を与えてくれました。

その後の筆者の人生観や世界に対する見方などが大きく変わったと思っています。

(その辺のことはまた別記事でご紹介していきます。しばしお待ちください。)

毎日がとても充実し、それでいてスローライフで、お金のことを考えない日々はかけがえのない体験として今も筆者に力を与えてくれています。

お返しに農場では筆者は料理全般を担当し、キムチやお寿司を手作りし、その作り方を教えてあげました。

みんなとっても喜んでくれました。

そこには人種を超えたつながりがありました。

お互いに助け合える気持ちのいい関係がありました。

一生の思い出ができました。

将来の夢ができました。

あなたはどんな体験をしますか?

 

まとめ

いかかでしたか?長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます!これは筆者が体験したことだけですが、WWOOFは同じホストのところへ行ってもその経験は千差万別です。筆者の体験記があなたのWWOOF体験を後押しできれば幸いです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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